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総務省 販売奨励金、SIMロック、料金体系について検討中

2014年10月9日

総務省がキャッシュバックの規制等を3月頃から検討していました。
どうやら5月から別に会合を開き、3つの点について検討を開始したようです。
今のところ2回行われましたが、論点整理の段階で規制についての議論は行われていません。

検討項目は以下の3つです。
1.販売奨励金等について
2.SIMロック解除について
3.モバイルサービスの料金体系について

3つありますが、議論の中ではキャッシュバックが原因でSIMロック解除とモバイル料金が高止まりしているという議論になっている見たいです。

販売奨励金に関する意見の中で面白いのは、一度0円販売を規制したのに元に戻ったということは、経済的な合理性があるのではという意見です。
また、違約金を負担する行為が債権侵害に当たるのでは?という意見もあるようです。

確か以前の議論の中で、キャッシュバックは違約金解除程度が妥当という意見もあったような気がしましたが・・・。(; ̄Д ̄)

SIMロックの解除については、一般的な意見に終始しているようです。
そもそもSIMロックを解除すると、競争が活性化するという考えがあるようですが、そんなに上手くいくのでしょうか?

最後にモバイル料金についてですが、概ねライトユーザー向けの料金プランを充実させるべきという意見が大半のようです。

まだまだ論点整理の段階で、具体的に規制に関する議論は行われていませんが、今後の動向には注目しておく必要があります。
ところでもし、キャッシュバックをやめて、SIMフリーにして、ライトユーザー向けの低価格プランを作ると、MVNOを潰す方向に行くような気がするのですが・・・。(; ̄Д ̄)
そうなると、きっと料金プランを上げろという話になるのでしょうか?

なお、今回の議論の資料は、こちらこちらになります。

[ソース:総務省]