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韓国 政府主導のモバイルCPU開発を計画 その1

韓国政府はモバイルCPUの国産化を表明しました。
5年間で350億ウォン(約34億円)を投入するようです。

国産化を目指すことをにしたのは、今後インターネットやウェアラブル機器の市場の成長に伴い、モバイルCPUの需要が爆発的に伸びるという予想に対応するためです。
韓国では2001年から企業や研究所でCPUコアの開発を行ってきましたが、性能もサポート体制も不十分だったために、実用化には至りませんでした。
そのためモバイルCPUのほとんどを輸入に依存しており、この支払料金が増加しているため半導体のファブレス会社の収益が悪化しているという悪循環に陥っているからです。

推定では、2008年に1800億ウォン(約180億円)、2012年には約3500億ウォン(約346億円)、2020年には9000億ウォン(約890億円)に達すると予想されています。

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ファブレス会社の経営悪化を助けるために、国産化を目指すようですが失敗するのではないでしょうか?
すでに競争が激化している市場に、国費を投入して後追いをするよりは、その先の分野に投入して開発した方がいいと思われます。
それにARMなどの会社をデータキャッチアップするのは、膨大なサポートやソフトを抱えてる現状をするよりは、考えると難しいと思います。

[ソース:ZDNet korea]