ソフトバンクとKDDIもMVNO向け回線貸出開始
現在はほぼドコモが一手に引き受けているMVNO向けの回線の貸出ですが、ソフトバンクとKDDIも新たに回線の貸出を開始するそうです。
ソフトバンクは日本通信と、KDDIは関西電力系のケイ・オプティコムと交渉中のようです。
ところで、KDDIとソフトバンクともに今までもMVNO向けに回線貸出が可能だったのですが、まったくそのような動きがありませんでした。
ここに来て突然このような動きに出てきたのは、何か理由があるのでしょうか?
なお、現在3社が好評しているL2接続の価格ですが、
ドコモ1,234,911円、ソフトバンク3,517,286円、KDDI2,751,142円となっています。
これでは、すべてドコモの回線借りますね・・・。(; ̄Д ̄)
ディスカッション
コメント一覧
前のMVNOの話題には書きそびれてしまったと思うのですが、MVNOの導入の成果は料金の絶対的な高低ではなく、料金プランの多様性で評価するべきなのではないでしょうか。
貸出料金が高いのはMVNOから実際にどういうプランが出てくるかを見ないと評価できないと思います。
全キャリアに広くMVNOへの回線貸し出しをさせるのは消費者の選択肢を増やす方向なので歓迎したいですが、やっているというポーズのためだけかもしれませんね。
通信関連の政策は表に出ているMNPのインセンティブにまつわるような話題よりも、こういった隠然と影響力が行使されていそうなことの方が本当にしたいことなのではないかと邪推したくなってしまったりもします。
MNVOの料金が横並びの理由は、ドコモの規制のためのようです。
規制のために、例えばある一社が開発したプランに対する料金を、ドコモは他のすべてのMVNOに適用しないといけないそうです。
つまりMVNOは現状料金で差別化を図ることはほぼ不可能ということのようです。
となると、プランで工夫するか、セットで販売する端末をどうするのかということなってしまいます。
できれば、色々な料金とプランがでてくると非常に嬉しいです。
恐らくインセンティブは建前で、通信関係に対する影響力を保持するのが目的ではないでしょうか?
保持してどうするの?と思いますが、そこは省益確保なんでしょうね。