ソニー 2014年モバイル戦略
ソニーが5月22日に、経営方針説明会を実施しました。
この中で特にモバイル戦略をどのように考えているか、紹介したいと思います。
まず2013年度は、当初の販売予想に達しませんでしたが、それでも前年比50%以上の出荷台数と50億円の収益を改善しました。
また、今後の戦略として以下の6点を行うと主張しています。
1.市場の急変などのリスクを対応するために、業績分析のための監視体制の強化
2.タイムリーにXperiaのラインアップの追加
3.特定地域のニーズに対応するために、エントリーレベルの製品のラインアップの充実
4.アメリカのキャリアとの戦略パートナーシップの構築とプレゼンスの強化
5.スマートウェアの強化
6.スマートフォンの関連製品の展開
特に気になるのは、2,3です。
2については、従来よりも大幅に設計期間を短縮したと述べていました。
またさらにこの期間の短縮に挑戦するそうです。
通常の設計時間は、およそ2年程度と思われます。
現在は、1年程度まで短縮できているのではないかと思われます。
設計期間の短縮によるメリットは非常に大きいのです。
最終的には、どの程度まで短縮できるのか楽しみです。
3のエントリーレベルへの展開も仕方ないでしょう。
今後台数が出る地域は、新興国になると思います。
その場合、ハイレベルのスマホはなかなか売れないため、ミドル/エントリーレベルの製品展開が必須となります。
ただし、この場合中国企業のぶつかる事になりますが、大丈夫なのでしょうか?
[ソース:sony]
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