iPhoneで癌検診
iPhoneのカメラを使って、皮膚癌の早期発見を可能にするアプリが開発されたそうです。
このアプリは、皮膚癌の中でももっとも危険な黒色腫を早期に発見することができます。
また検出率も85%と専門の皮膚科医によって検出される割合とほぼ同一だそうです。
このアプリは、500ドルのダーモスコープをiPhoneのカメラに取り付け、その画像を撮影します。
撮影した画像を解析することで癌の有無を判定します。
現在、何万ドルもす装置を使用していますが、このアプリに置き換えることでわずか90ドルで同様のことが行えます。
[ソース:9to5mac]
ディスカッション
コメント一覧
スマートフォンを既存の特定用途専用の機械の代替として活用しようという動きはおもしろいなーと思ってみています。
国内のものでも店舗のレジの替わりにつかえてクレジットカード決済にも対応しているようなソリューションはおもしろいと思いました。
日常的に使う音楽再生やナビも過去は専用機を用いる必要があった機能ですが、一手間費やすとできるようになることは意外性があってコストメリットが大きいのがおもしろいです。
そろそろスマートフォン単体での機能アップは頭打ちにきたので、次は色々と組み合わせたサービス提供に時期に来たのかもしれません。
特にソフトを作成して動かせるのは大きな魅力でしょう。
デジカメも同じ機能を持っていますが、ソフトを作成することが難しいのでこのような使い方はできませんね。
スマホがカーナビの代わりになってきので、ドライブレコーダーとしても使えるかもしれません。
加速度センサー、カメラ、GPSもあるので実現可能でしょう。
この場合は、すべての機能が揃っているのでソフトを作成するばOKですね。
ドライブレコーダーはできそうなものの割にいまいち流行らないのはなぜか見てきました。
既にアプリなどのインフラはあって、実際にしている人もいるのに流行っていない状況なのですね。
難点はハードとソフト両面でいろいろあるようですが、最大の障害はドライブレコーダーとして利用すると他の用途と両立しないということのようでした。
その問題を別途端末を中古などで調達して解消しようとすると、専用機が1~2万円程度で購入できてしまうのとの比較になってしまうので、わざわざ手間がかかるものに同等のコストをかけることになってしまって厳しいようです。
様々な難点を俯瞰すると、意識して操作するスマホと、意識しなくても確実に動作していてほしいドライブレコーダーとの根本的な相性の悪さというものを感じました。
わたしはナビ専用のスマホを用意して利用しているので、ドライブレコーダーとして使うのハードルはかなり低いのですが、ナビソフトに組み込まれたら試してみるぐらいでしょうか…。
ドライブレコーダーの難点はまさに取り付けるのが面倒な上に、そこそこ費用もかかります。
それなのに、数年に1回活躍するか、もしくはまったく使用しないで終わりという場合が多いでしょう。
業務用はそれなりに普及しているようですが・・・。
ですので、何かのおまけとして使用できるようにならないとダメでしょうね。
後は法律で義務付けするか・・・。
カーナビがほぼスマホに置き換わってきたら、それなりに需要が増えるかもしれません。
もちろん、最初はおもちゃのような位置づけになると思いますが。
スマホのカメラも最初はおもちゃみたいなものでしたが、今やカメラ市場を脅かす存在にまで成長しましたから。