2013年度ソフトバンク決算発表で遊ぶ その1
5月7日にソフトバンクの決算発表がありました。
残念ながら、GW明けで忙しかったためにライブでは見ることができませんでしたが、ホームページから動画で見ました。(⌒-⌒)
決算の細かい数字で遊ぶのは他の方に任せましょぅ。
日経225採用銘柄なので、専門家の方が色々意見も表明するでしょう。
まずは、解約率です。
3社すべての結果がでましたが、ソフトバンクは過去8年で2番目の解約率でした。(; ̄Д ̄)
これはちょっと焦ったのではないでしょうか?
特に過去のQ4と異なるのは、3社すべての解約率が急増したことです。
これが3社のキャッシュバック終了の足並みを揃える原因になったのかもしれません。
ディスカッション
コメント一覧
解約率が上がったことよりも勝ち負けがつかなくなったことが問題なのだと思います。
今になってみるといかにも悪手に感じるわけですが、auとSBにとっては年末年初ぐらいまでは継続的にドコモから顧客を奪える良い手だったわけですから。
自分たちがやっていたことをドコモもするようになって勝ち負けがつかなくなってしまった後、さらに費用を積み増して戦うという手は選ばなかった理由ですが、キャッシュバックでのユーザー獲得は広告宣伝費の範疇でしていたことだからではないかと思います。
ドコモを契約者数で追い抜くということをキャッシュバック施策だけではとても実現できませんから、キャッシュバックに出せる資金というのは社運を賭けてまで出すようなものではなく「契約者数増No.1」という宣伝文句を勝ち取るための費用として範囲に限られるということなのでしょう。
客観的に見てその認識を各社が共有したと思われるわけですが、ここで高額CBをやめると合意しておきながら他二社を裏切って自分だけ続ければ優位に立ててしまいます。その裏切りが圧倒的な有利にならないための保険にTCA発表の頻度を下げるということをしたのではないでしょうか。
お上品でキャリアの王道を行くドコモはiPhoneに手を出さなかったり、泥沼のCB合戦には参戦してこないのを期待していたのが裏切られてしまって、追う立場としては苦しくなったと思います。
携帯の契約者のうち、MNPをする契約者数はある程度決まっているのかもしれません。
当然最も古いドコモがその対象者をたくさん抱えていましたが、ある程度その契約者たちが3社とも同程度になったのかもしれません。
そうなると、その契約者たちが相互に動きだけなのでキャリアもあまり美味しくないでしょう。
***No.1という宣伝文句とiPhoneという差別化要因があったのが、ドコモもiPhone取り扱うしCB戦争にも参戦であまりメリットも無くなったのでしょう。
でも結局契約者数の獲得戦争に戻ってくることになるでしょう。
通信業界は、スケールメリットが非常に効果的に聞く業界なので。