アップル 中国市場でシェアを失う
2014年Q1のデータによると、中国市場でアップルはシェア第3位の地位をXiaomiに奪われたようです。
1位はサムスンの18%、2位はlenovoの12%、3位はXiaomiの11%、4位はアップルの10%、以下Huawei、ZTEと続きます。
中国市場の大部分は、エントリーレベルの市場であるためにこのレベルの端末がないアップルが苦戦するのは仕方ないのかもしれません。
ただ、昨年アップルは中国の大手キャリア全てに端末を供給開始したにしては、苦戦している印象があります。
今後アップルもエントリーレベルの端末を投入するか注目ですが、恐らく投入しないでしょう。
[ソース:koreaherald]
ディスカッション
コメント一覧
iPhoneのエントリーモデルがリリースされない理由はアプリのプラットホームを変に低性能な端末に引きずられたくないからなんじゃないかと思ったりします。
今までのユーザーは数年での買い替えをしてくれる人が多かったと思うのですが、エントリーモデルだと5年は当たり前、下手すると壊れさえしなければ10年近く使い続ける人が平気でいそうです。
あと数年もすればそれが問題なくなるような気はしますが、iPodの時はライバルに圧倒的に先行していたというかほぼ不在だったのと違い、スマートフォンではAndroidという並走しているライバルがいるので状況が違いますから、うまく行き続けるかどうかはわかりませんね。
アップルが苦しいのは、上場しているために毎年***%の成長を要求されることです。
ハイエンド系のパイは当然限られているので、どこかで頭打ちになるでしょう。
これを打破するには、新しい市場を自ら作り出す必要があります。
エントリーレベルを販売してしまうと、恐らくそれに色々な面で引きずられるからでしょう。
でも未だにiPhone5cを販売した意味がよくわかりません。(T_T)
5cは販売台数を伸ばすために低価格の端末を発売しなければないというのと、性能が低い端末は売りたくないという事情を同時に満たすために、性能は低くない安っぽい端末で値段がそれほど安いわけではないという中途半端なものになったのではないでしょうか。
二兎を追ってしまった結果なんでしょうね。(; ̄Д ̄)
ちょっとアップルらしくないかな~と思いましたが・・・。
iPhone5sとiPhone5cが、あまりにも機能に差がなかったために思い切った価格設定に出来なかったのかもしれません。
もしiPhone5cが30,000円台で出てきたら、かなりの人が5cを購入して5sを敬遠したでしょう。
壮大な規模の試験販売でした、ということもなくはないと思います(笑
ノルマを課されているキャリアからしたらラインナップに厚みがある方がいいに違いないですし、アップルも低コストの外装が受け入れられるなら利益が増していいでしょうから。
iPhone5と同世代に当たる第5世代iPod touchの16GBの背面カメラを省略したモデルが2万円強というのを見ると、やろうと思えばiPhone5cが3万円というのもできたのだと思います。
それをしない理由が収益的なもの以外にあるのだとしたら、何かしらスマートフォンのハードウェアの質的な価値を高める機能を見据えているか期待しているのではないかと思います。
それをライバルに先駆けて実装するためには、そのコストを吸収できるだけの本体価格が必要ですから。
個人的にはスマートフォンアプリに対応しないnanoに相当する超低価格モデルもありだと思うのですが、実際に販売することを考えると、そういった端末を購入するユーザー層がiTunes store利用環境を別に持っているのかを想像すると、Appleのビジネスモデルに取り込みきれないユーザーを増やしてしまう結果になるのを嫌っているのかなと思ったりです。
今後アップルがiPhone5cのような位置づけのスマホを出してくるのか興味があります。
新興国向けに未だにプッシュしているようですが・・・。
アメリカのiPhone4やiPhone4sユーザーへのアップグレードキャンペーンの対象がiphone5cではなく、iPhone5sなのも何となくアップルも分かっているのではと思います。
サムスンやHTCに対する嫌がらせという意味でiPhone5cを作ったのかもしれませんね。(⌒-⌒)