2014年12月の総括
2014年12月も後2日で終わりです。
ただ各キャリアもさすがに残り2日で大きな動きはないでしょう。
それでは12月の各週の動きを振り返ってみたいと思います。
第一週目
昨年は11月末から怒涛の年末お祭りが開始されましたが、今年は1週目になっても大きな動きがありませんでした。
お互い様子見のようにも見えますが、3月の件もあるので短期決戦かもしれせん。
ドコモ
ドコモオンラインショップご愛顧感謝キャンペーンを開始しました。
冬モデルの月々サポートの増額、Galaxy S5の月々サポートの増額など小粒のキャンペーンを実施しました。
当面はご愛顧感謝キャンペーンに力を入れるようです。
au
久しぶりに公式的に複数台セットキャンペーンを復活させました。
ただまだ11月レベルのキャッシュバックで年末のお祭りは開催されていない状況です。
softbank
ソフトバンクもauに追従して複数台セットキャンペーンを開始しました。
MNPの案件自体は11月から若干悪化傾向にみられ、こちらも年末お祭りは開催されていない状況です。
ワイモバイルのNexus5も一括0円案件が無くなってしまいました。
第二週目
期待のNexus6の発売が開始されましたが、キャンペーンもなく、月額割引も僅かな金額で売る気がないように見えます。
各キャリアもようやく年末のお祭りを開催する動きがでてきましたが、まだまだ動きが鈍いです。
ドコモ
ドコモはご愛顧感謝キャンペーンが終了するまで動かないようです。
またご愛顧感謝キャンペーンのスケジュールも途中で変更したりと、少し動きがチグハグしています。
MNPの案件も皆無という状況です。
au
やはり一番最初に年末お祭りを開始しました。
端末はSOL26ですが、LGL24など他の端末のキャッシュバックも増額してきています。
本格的にSOL26がメインになるのは、毎月割が減額される来週からでしょううが、他のキャリアがどのように動くか注目です。
softbank
ようやく401SHのAQUOS CRYSTAL Xの発売日がアナウンスされました。
ただ305SHの時のような大規模なキャンペーンは実施されないようです。
auのXperia Z3のお祭り端末に対抗するために、何か手を打ってくるでしょう。
第三週目
本格的に各キャリアが年末のお祭りを開始しました。
動き出すとどんどんキャンペーン等を打ち出してきました。
各キャリアともにXperiaが年末のお祭り端末になってしまったのは仕方ないでしょう。
ドコモ
ドコモのみ取り扱っているXperia Z3 CompactのSO-02GをMNP限定特別割に追加しました。
さらにiPhoneに対しておかりボーナスの増額も開始し、SO-02Gとiphone6の2本で勝負するようです。
au
あらゆる機種のキャッシュバックの増額を開始し、さらにXperia Z3のSOL26も一括0円が投入されました。
特に再度SCL23が高額キャッシュバックとともに案件数が増額してきたのは驚きです。
softbank
以前のソフトバンクと違い、最近のソフトバンクは他社の動きの後追いをする傾向にあります。
auのSOL26の一括0円に対抗するために、401SOのXperia Z3の一括0円を投入しましたがあまりやる気が感じられません。
第四週目
今年最後の週末ですが、ますますキャッシュバックの増額、キャンペーンの投入、来年のキャンペーンの発表と相次いで動きがでました。
短期決戦のため毎日激しく条件が変更されています。
ドコモ
12月終了のキャンペーンも無事延長されました。
SO-02Gの一括0円が投入され、この端末で盛り上がっていますが買取価格の下落も急激です。
年末も近いため仕方ないのかもしれません。
au
ギーク向け端末LGL25を発表しました。
MNP向け案件とはいえませんが、興味深い端末です。
auはさらにauにかえる割、機種限定変更キャンペーンと立て続けにキャンペーンを発表しました。
この時期での発表は予想外ですが、期間をみると1月中旬までなのでお祭りは年明けも継続かもしれません。
softbank
ソフトバンクも急激にキャッシュバックを増額してきました。
ただXperia Z3は今ひとつのようですが、iPhone6のキャッシュバックを増額してきています。
ただ主力はiPhone5sと305SHであることは、11月から変わらないようです。
結局Nexus6もNexus5もキャンペーンを実施されず、ワイモバイルは今年お祭りはなしのようです。
ディスカッション
コメント一覧
こんにちは。
地味なところでは最近報じられたドコモの3日で1GB制限撤廃も大きい気がします。
来年はドコモ光も来ますし、あと一年は退屈しないで済みそうですね。
こんにちは。
ドコモは以前からかなり緩かったというか1.2GB使用しても速度制限かかりませんでした。
まさにただし書きのとおり、制限する場合があるを実施していました。
恐らくあまり意味がないので撤廃したのでしょうが、これMVNOに対しても大きな売りになると思います。
ドコモがSO-02Gをお祭り端末にしたのはうまいというか、強みを生かしてきたと感じました。
ユーザーから見た時に他キャリアとほぼ同じプレミアムを、安価な端末で提供できましたね。小さ目の端末を好むのが流動性が低いと想像される通話重視のユーザーだというのもキャリアにはメリットだと思います。
こんにちは。
ドコモもXperia Z3をぶつけた場合、確実に昨年のiPhone5sと同じような乱打戦になったでしょう。
そういう意味で同じXperia Z3 Compactをぶつけたのは、店頭の勧誘でもいい材料となります。
これはXperia Z3とCompactの2種類を取り扱っているドコモのメリットを活かした戦略です。
他社との比較で安価な端末を採用できた強みをどう活かしたのかはよくわからないですが、野次馬的には気になるところです。
端末の数を多く揃えることにしたのか、数は同規模でも予算を抑えることにしたのか、どちらだったのでしょうね。
こんにちは。
Xperia Z4では、ドコモだけがcompactを取り扱うのか、それとも3社横並びになるのか非常に気になります。
ドコモもcompactは死守したいのではと思うのですが、ソニーとしては端末台数が増える方を優先すると思うので3社取り扱いにするのかな?と思います。
SIMロックフリーのことも考えると、3社に同じ端末を供給したほうがメーカーとしては楽でしょうから。
その他に予想される売られ方の変化は、各キャリアの端末は変えずに国際版相当のモデルをSONYが直販するというものがあると思います。
もう一歩後退した売り方は、国際版にももれなく国内バンド対応と技適がついて、業者が輸入で売ることに支障がなくなることですね。
今年の内にメーカーの都合でキャリア端末の意味が金銭的な補助以外にないという状況にはできないのではないかと思いますので、国内キャリアの最高級スペックや独自仕様を幅広く売るということはしないのではないかと思います。
こんにちは。
この辺りはソニーと各キャリアの駆け引きだと思います。
ソフトバンクとしては、同日販売に持って行きたいところでしょう。
さすがに1ヶ月遅れでは競争になりませんから。
国際版のSIMフリーを直販する可能性はあるかもしれませんが、アメリカでの実施状況をみるとやはりキャリア経由で販売するほうがソニーもメリットが大きいと思います。