総務省 NTT光サービス卸のヒアリング その2
NTTが光サービス卸に参入することについて、ヒアリングを実施しています。
前回は各プロバイダの意見を紹介しました。
今回は、ドコモのライバルのソフトバンクグループです。
当然ドコモのライバルであるソフトバンクはセット割り反対の立場です。
さらに自社に有利な分岐単位での接続を求めようにしています。
分岐単位を認めると、NTTにはかなり不利なことになります。
当然借りる側には非常に有利な条件となります。
これに対しては、同じ光回線をもつ電力事業者も反対しています。
さらに7月1日よりNTT東日本が開始した、フレット1ギガサービスの即時中止を要請しています。
当然セット割りにも反対。
これは今までドコモからシェアを奪ってきたソフトバンクが、逆にシェアを奪われる可能性があるので当然でしょう。
ということでソフトバンクは当然反対意見です。
が今回のNTTの卸参入は、ソフトバンクがトリガーを引いた節があるようです。
つまり1兆円も利益を上げるということは、競争が不公正になっている証拠でありもっと適切に競争を行わせるべきとの意見です。
総務省の方針としては、高止まりしている携帯などの料金を値下げさせることが目的ですが、ソフトバンクの利益は国民負担の元に成り立っていると考えてるようです。
以前ほどソフトバンクに対してフォローの風も無くなったようで、ソフトバンクの意見は通らないでしょう。
[ソース:総務省]
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