何処で契約するのが一番得か? その2
携帯電話のシェアから、何処で契約するのが一番得か検討してみました。
次は来年から実施される予定のドコモ光について考えてみたいと思います。
2015年2月から、ドコモ光が開始される予定ですが競争相手はKDDIと電力系だと思われます。
まずは現在の固定ブロードバンドの状況を確認してみます。
総務省の統計によると2年前から既に頭打ちの状況が確認できます。
FTTHも少しずつ伸びているように見えますが、これはDSL系からの乗り換えが大部分と思われます。
今回ドコモ光の対象は、FTTHなのでさらにFTTHの状況を詳しくみてみます。
戸建てとビジネス向けは比較的伸びていますが、集合住宅向けはあまり伸びていません。
一般的に集合住宅向けは、ある程度回線が固定されているためここからシェアを奪うのは難しいでしょう。
さらにFTTHの各会社のシェアをみると、KDDIが5年かけて5%シェアを伸ばしたことがわかります。
この状態でドコモ光のサービスが始まることを考えると、KDDIの社長の反発も理解できます。
次に都道府県別のシェアを見てみたいと思います。
関西、四国、九州が電力系が強いことがわかりますル
一方KDDIは東海地方が比較的強いことがわかります。
今回ドコモは攻める側、KDDIが守る側なので、当然ドコモは携帯のシェアが低くNTTのシェアが低い箇所を狙ってくるでしょう。
とすると、関西と東海に集中的にインセンティブを投入してくる可能性が高いです。
ただし本来は集合住宅ではなく、個別住宅を狙う必要があるので個別住宅のシェアを知りたいのですが、残念ながらその情報がないのでよくわかりません。
さらに既にNTTのシェアの高い関東、東北も他のプロバイダーからドコモへの変更を即すためインセンティブを投入するでしょう。
結果、関西、東海を第一に、関東、東北を第二にインセンティブを投入するのばないでしょうか?
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