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サムスンのライバルはXiaomi

中国のスマートフォンメーカーXiaomiが、次期旗艦端末の発表を行いました。
世界シェアでみた場合、サムスンのライバルはアップルですが、中国ではXiaomiになります。
中国市場のシェア1位はサムスンですが、Xiaomiが急速にサムスンのシェアを奪っています。

この理由は、サムスンのハイエンドモデルと比較しても遜色のないスペックと、半分以下の価格によるものです。
この価格差は収益モデルの違いから生じています。

サムスンは機器の販売収入を利益に価格設定などを行っています。
一方のXiaomiは、機器販売により利益は最小限に抑え、サービスやアクセサリー、アプリの販売で利益を稼ぎだしています。
そのためXioamiは比較的安定した収益を保つことができています。

またXioamiは、オンライン販売に注力することで流通コストを最小限に抑えています。
これにより余計な在庫を抱える必要がなく流通コストを80~90%削減できます。

一方のサムスンなどは、オフラインの流通網を利用しているので莫大なコストが発生しています。
さらにGalaxy S4、Galaxy Note3、Galaxy S5の需要予測の失敗により、在庫調整を強いられて余計なコストがかかっています。

 

サムスンと比較するとXioamiの有利な点が見えてきますが、販売台数が増加してきた場合Xioamiもそれなりの在庫を抱える必要があります。
サムスンをキャッチアップできるかもしれませんが、サムスンを追い抜いて1位を確保するのはなかなか難しいかもしれません。

[ソース:etnews]