2013年度ドコモ決算発表で遊ぶ その1
今日はドコモの2013年度の決算発表でした。
細かい決算内容の話をしてもいいのですが、このブログはそんなことにはあまり興味がないので興味があることについて書いてみたいと思います。
まずは、LTE高速化の件です。
2014年度中に225Mbpsのサービスをスタートと宣言しました。
通信会社なので、高速化はもちろん必要ですが個人的にはもう少しLTEの整備をしっかりしてほしいと思っています。
実際にLTEの恩恵にあずかっている時間は、通勤時間の30%程度です。
他は、FOMAかWiFi・・・。
まだまだホットスポットもかなりあるようです。
また225Mbpsまでくると、その高速通信をどのように生かすか提案していかないといけないでしょう。
固定回線も100Mbpsまでは色々契約者に恩恵がありましたが、1Gbps/2Gbpsまでくるとその高速回線を必要とするものがない状態のように思えます。
もちろん企業などはその恩恵を十分に受けているのですが・・・。
私も光からVDSLに切り替えてしまいました。
そのほうが料金も安いし、そんなに高速なネットワークは要らないので。
とはいえ、このような高速通信が可能になったら何に利用できるか考えてみました。(⌒-⌒)
高速になるということは、データ通信量を増やせるということです。
普通に考えると、高画質、低遅延の中継、テレビ電話等々考えられます。
しかしこれらのことは、現在の通信でもある程度実現できています。
ということで、一番最初はオンラインゲームではないでしょうか?
HMDを使用した高解像度のゲームです。
比較的高額な課金とかなりのデータ量が見込めます。
次は在宅勤務の加速。
現在もそこそこ在宅勤務が可能ですが、やはり会社の環境に比べると遅すぎてストレスがたまります。
少なくとも常時100Mbps程度は安定してでないと、大規模なデータを取り扱えません。
225Mbpsまでくれば、30%程度の速度としても70Mbps程度はでるので実用的な速度といえます。
あまり新しい使い方が思いつきませんが、こんなところでしょうか?
個人的には、高速化よりも低価格化に進んでもらったほうがいいのではと思います。
低価格化が進むことで、使用量が爆発的に増加すると思われます。
ディスカッション
コメント一覧
auに負けないでLTEのキャリアアグリゲーション(の試験)を夏に始めるよ!(リリースは最悪来年度中まで遅れるけど)auより速いよ!
ということですね(笑
これはドコモが技術的に劣っているわけではなくて、現状のエリア展開状況の差からきているのではないかと思います。
CAは面カバーが広いバンドで制御して、データ転送は空いているバンドを使うものと説明されていますが、auは800MHz帯のエリアが広いのに対してドコモは微妙な感じですから…。
LTE Band1しか掴まない端末にXi SIMを刺して使っていると、2GHz帯のエリアの広さ、穴の無さはすごいと思いますが、そこでばかり頑張ってしまったのがCAの導入では仇になってるように見えます。
CAのメリットは平均実効速度が上がることなんじゃないかと思います。
今は端末に優先接続バンドの設定があったりするのを見たりしたのでバンド選択は固定的で、リアルタイムにインテリジェントに選択されていない感じがします。CAが導入されればそれは解消されて効率的になるはずですね。
地味ですが重要な改善だと思います。
使い道としてのゲームは…nVIDIAが売り込んでいるようなデータセンターで処理をして端末には画面のデータを送って端末では処理はさせないような方式には向くと思いますが、CAに対応していているようなスマートフォンって処理能力が高いはずなのですよね(笑
普通に作る場合はネットワークの帯域幅はできるだけ使わなくて済むように、通信が必要なタイミング、送受信が必要なデータをできるだけ少なく作るのがセオリーです。これはゲームは回線状況が悪くなってデータが届きにくくなったからといってゲームの進行、画面更新が止まることは許されないからです。
それに数万~十万人のユーザーを相手にするシステムを想定した場合、一ユーザーがMbpsの単位で通信するようだとサーバー側はTbpsが見えてきてしまいます。システム維持のコストが大変です。
ですので想定されているような使い方をしたいと考えているメーカーは無いんじゃないかと思います。
キャリアと組んで、というのはあり得ますが…そういうのって成功した例が無い呪われたパターンのような…。
在宅勤務はそれこそFTTHが性能とコストでベストではないでしょうか。
PCで常にネットワークの先のサーバーのファイルを読み書きするような利用スタイルだと、LTEの7GB制限も安心ではないと思います。
それを超えてしまって128kbpsでは実用に堪えないですし…。
LTEを利用するのはノマドワーキングだと思うのですが、最近はセキュリティがうるさく言われるので、画面を他人にのぞかれる恐れがあるノマドワーキングの普及の壁はそれなりに厚いと思います。
10Mbpsがコンスタントに出るようになったら、動画サイトのプレイリストをだらだら流し続けるのができるようになりますね。
購入して手元にあるものを聞く音楽と比べて、動画はオンラインの動画サイトで見るスタイルが広まっているのが、移動中には在宅時と同様に快適に視聴できると言えない状況だったのが大きく変わります。
有料のオンデマンドのビデオサービスも今よりは利用が増えるのではないでしょうか。
でも転送量制限が撤廃されないとだめです(>_<)
密かにCAは、ドコモこんなに頑張っていますというアピールのためではないかと疑っています。(⌒-⌒)
通信キャリアの使命は、通信の安定と高速化のみだと思います。(あくまでも極論ですよ。)
これを止めてしまうと、泳がない魚と同じで緩さかな衰退に向かう可能性が高いです。
でもこれは、FTTHがいつか通った道と同じです。
FTTHが高速化される過程で、確かこの速度を活かせるコンテンツの話がでましたが、結局十分な回答はありませんでした。
せいぜい動画程度でしょうか?
オンラインゲームですが、ローカルな地区での利用が進むのかなと思っています。せいぜい数千人規模。
そもそも世界展開しないと最近のゲームは元がとれません。
当然ある程度のネットワーク能力は必要となりますが、世界の先端を走っている日本のようなネットワークを想定していたら、サーバーのコストが激増してまったく利益が上げられません。
そのためにも、通信費がもっと下がる必要があると思いますが・・・。
在宅勤務は確かにFTTHの世界です。
携帯を使用するには、FTTHを上回る低価格化と上限容量の撤廃が必要になると思います。
この2つが成り立ては、FTTHからの大移動が起こるでしょう。
FTTHは携帯のバックボーンを支えるほうに注力していくことになるでしょうね。(⌒-⌒)
最近はやりの社会インフラ事業です。
在宅勤務の場合の問題点はセキュリティだと思います。
特に日本はセキュリティにうるさいです。対して海外企業はセキュリティと在宅勤務にした場合の効率化を天秤にかけています。
日本はセキュリティのためならば、効率化を犠牲にしてもよいという考え方のようですが日本のセキュリティは意外に甘いです。
セキュリティのための手続が面倒なだけで、手続さえパスすれば後はザルのような気がします。(; ̄Д ̄)
実はそこそこの通信速度が維持できるようになったら、テレビを流してくれないかと思っています。
現在の地上波は、一箇所から発信しているのでどうしても建物の間などに入ると電波が途切れてしまいます。
対して携帯の電波で流せるようになれば、このようなことがなくなります。
ワンセグやフルセグも建物の中に入ると受信できません。
携帯の電波は建物内でも設備が入っているのでこれを使用すれば容易にテレビが見れてうれしいですね。(⌒-⌒)
まあ放送法の関係もあるので難しいでしょうが・・・。
同でもいいですけど、さっさと転送量の制限は廃止してほしいですね。(⌒-⌒)