サムスン vs アップル特許裁判 その1
現在アメリカのカリフォルニアで、アップルとサムスンの特許裁判が行われています。
アップルは、サムスンがアップルの5つの特許を侵害しており22億ドルという高額な賠償金を求めています。
一方のサムスンは、侵害した特許は主要な特許ではなく、3840万ドルが妥当という反論を展開しています。
これだけ金額が乖離している理由は、1台あたりの特許使用料の考え方の違いによります。
サムスンは、1台あたりの特許使用料はアップルの主張する40ドルではなく、1.75ドル程度と算出しています。
1件あたりの特許使用両が35セントで5件で1.75ドルという計算です
一方アップルは、もしサムスンがアップルと特許使用の契約を結んだ場合は、1台あたり40ドルを支払ったという仮定で計算しています。
特許訴訟は、相手を潰す目的で行う場合や相手から高額な賠償を得る目的など色々ありますが、今回のアップルはその両方を目的としているのではないでしょうか?
通常だと、互いの特許を使用できるクロスライセンスなどを結んで終結する場合が多いのですが、アップルとサムスンは恐らく和解などしないでしょう。(⌒-⌒)
ちなみにアップルの請求額は、明らかに高額過ぎると専門家から指摘されています。
[ソース:appleinsider]
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません