総務省 2016年Q4の通信契約シェアを公表
総務省が四半期毎に公表している通信契約のシェアについて、2016年Q4のデータを公表しました。
今回からシェアの統計方法を一部変更しており、より実態に即したものになりました。
例えばUQモバイルと契約した場合に、auのLTEを使用可能ですがこれを従来2契約としてカウントしていたものを1契約とカウントするように変更しています。
移動系通信のグループ内取引調整後を見ると、ドコモが好調にシェアを拡大していることがわかります。
auは何とか現状を死守していますが、ソフトバンクは逆にシェアを失っていることがわかります。
携帯電話に限って見てもソフトバンクがシェアを失っていることがわかります。
auは少しだけシェアを拡大しましたが、一方でドコモは毎期シェアを拡大しています。
MVNOの状況ですが、移動系通信契約数に占める割合は、8.9%と前期比で0.3%、前年同期比で1.7%増となりました。
既にMVNOは一気に増えるというよりも、一定の割で増加するという傾向になっているようです。
なお携帯電話の契約数は、1億6,071万で前期比0.7%増、前年同期比4.1%増でした。
移動系通信は1億6,700万で前期比0.7%、前年同期比3.9%増でした。
MVNOは順調に増加しています。
一方大手キャリアでは、ドコモが圧倒的に強く、ソフトバンクが徐々にシェアを失っていることがわかります。
このままで行くと、ソフトバンクは少しまずいことになりそうですが・・・。
[ソース:総務省]
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません