Apple Watch スマートウォッチ市場の75%を獲得
販売不振に陥っていると噂されているApple Watchですが、それでも2015年Q2のスマートウォッチ市場の75%のシェアを獲得したようです。
なおその前に市場のシェアを獲得していたサムスンは、73.6%から7.5%へと一気に1/10になってしまいました。
2015年Q2のスマートウォッチの販売台数は、約530万台でそのうちApple Watchは400万台を販売したと推測されています。
[ソース:strategynalytics]
Information of cell phone and network3
販売不振に陥っていると噂されているApple Watchですが、それでも2015年Q2のスマートウォッチ市場の75%のシェアを獲得したようです。
なおその前に市場のシェアを獲得していたサムスンは、73.6%から7.5%へと一気に1/10になってしまいました。
2015年Q2のスマートウォッチの販売台数は、約530万台でそのうちApple Watchは400万台を販売したと推測されています。
[ソース:strategynalytics]
ディスカッション
コメント一覧
こういう、さっと流し見て終わりがちな簡単な数字こそ、真の意味を読み取るのは難しかったりしますね。
Apple Watchがスマートウォッチ市場で一番の製品だという記事ですが、鵜呑みにできないと思います。
まず、Apple Watchの発売前に噂として流れていた最初の四半期の出荷台数は500~600万台でした。
そこからすると400万台という数字は大きく下回っています。
また、Apple Watchの比較対象も適切かどうか疑問があります。
この調査でスマートウォッチと認定されている機器はAppleWatch以外はAndroidWear搭載スマートウォッチだけのように見えます。
もしそうでなければ昨年の調査結果に100万台を売ったというPebbleの名前が出てこないわけがないと思いますし、2014年の総出荷台数が460万台というスマートウェアラブルバンドは明らかに対象外になっています。
個人的にはPebbleはスマートウォッチと見ないとまずいと思います。
スマートウェアラブルバンドについても、腕時計という歴史がある商品カテゴリを踏襲してのスマートウォッチというジャンルを設定するというのは理解できるのですが、スマートフォンを持つのが当たり前になり、腕時計をする人が減っている時勢を考慮すれば、スマートフォンの周辺機器としての選択としてスマートウェアラブルバンドはスマートフォンと同列だと思っています。
スマートフォンとスマートウェアラブルデバイスは、ユーザーの視点からはウェアラブルデバイスに画面、時計を中心とした表示機能が必要か、それは不要で振動の通知とセンサーだけがあればよいかという選択で同列に並ぶべきものだと思っています。
この辺りはなんとも国内では特に使いこなしの情報が表に出てこないので、ユーザー視点で論じられているのを見ることがないですが…。
始めに戻ってApple Watchの売れ行きはどうかと言えば、昨年に本格的に開拓された新市場であるスマートウォッチ市場に確固たる橋頭堡を築きつつ市場を拡大した、というところだと思います。
控えめ過ぎるでしょうか。
全世界の腕時計の出荷台数は年間12億台だそうです。
この調子でApple Watchが売れ続けても腕時計市場でのシェアは1%強でしかないです。
一般のユーザーの視点でスマートウォッチの存在感を真に感じられ、当たり前のものになるのは、腕時計市場全体でそれなりのシェアが確保されてからだと思います。
こんにちは。icさん。
プレゼンや発表をするときに、如何に自分達に有利なように表現するかというテクニックを駆使することがあります。
今回もこの一種だと思うのですが、本来はウェアラブル機器というカテゴリで調査すべきかもしれません。
或いは腕時計という市場でしょうか?
もともとスマートウォッチという市場が小さいので、その中で議論してもどうかと思います。
ところで未だにApple Watchをしている人を見かけないのですが、日本でもあまり売れていないのでしょうか?