MVNO市場が急成長だが・・・ その2
MM総研のデータを元にMVNO市場が急成長しているという記事を紹介しました。
実際どうなのかと思い、総務省が公表しているデータを調べました。
まず各事業者別のシェアをみると、Wireless City PlanningとUQのみシェアを増大させました。
気になるのはソフトバンクのシェアが昨年から伸びなくなっていることです。
戦略を転換したのかもしれません。
まずMVNO契約数の推移を見てみます。
9月にいきなりBWAの契約数が増加し、携帯電話を追い抜きました。
さらにMVNOの契約数の詳細を見てみると、MNOであるMVNOがシェアを急増させています。
一方本来伸びてほしいMNOではないMVNOはシェアを減らしています。
なおMVNOサービスを提供している事業者は169社になります。
一見MVNOの市場が急成長しているように見えますが、実はMNOであるMVNOが急速にシェアを増加させている状況です。
3万以上の契約者を持つMVNOは前期比より-4.6%、前年同期比で-6.7%のシェアを減らしました。
[ソース:総務省]
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