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Apple Payに失望

アメリカでは赤字の会社も黒字になるというブラック・フライデーが終わりました。
世間ではこの時期の売上高が非常に注目されますが、今回Apple Payについても注目されています。
色々小売業界同士の争いなどもありますが、取り扱う店舗は順調に増えていると報告されていました。

実際にブラック・フライデーではどのような状況であったかが調査されました。
まずApple Payを使用するにはiPhone6かiPhone6 Plusを持っている必要があります。
調査はこのユーザー17万人を対象に実施されました。

その結果、iPhone6/iPhone6 PlusのユーザーでApple Payを使用したのはわずか9.1%にとどまりました。(; ̄Д ̄)
さらにブラック・フライデーの支払いに使用したのは、わずか4.6%にとどまりました。

applepay_use

 

さらにクレジットカードで支払うことに対して、Apple Payをどのように思うか調査をしました。
結果、全ての項目で非常に好印象を持っていることが判明しました。
applepay_rate

 

このように好印象を持っているにもかかわらず、なぜ大部分のユーザーはブラック・フライデーでApply Payを使用しなかったのか、さらに調査をしました。
その結果、どの店がApple Payが使えるのかわからない、使うのを忘れた、スマホが手元になかったなどの理由が上位になりました。
これは今までの習慣でクレジットを支払う癖が付いていること、そしてApple Payが使える店舗に掲げられてるマークが非常に分かり難いことがあげられます。

applypay_didntuse

 

ちなみにApple Payが使用できるということを示すアイコンは下記です。
ApplePayIcons

 

ただ90%のユーザーがApple Payを使用していないので、その理由を調査しました。
まずApple Payの使い方がわからないというユーザーが一番多く、さらにその方法について聞いていないというユーザーが11%いました。
さらに現在の支払い方法に満足しているというユーザーが30%います。
applepay_try

これらのことから、アップルはApple Payの使用方法を教育すること、クレジットカードのセキュリティ問題について教育することで、Apple Payの使用率をあげれる可能性があります。

 

Apple Payだから苦戦しているというよりも、新しい支払い方法のために苦戦しているといったほうが正しいようです。
実際、調査会社も近距離による支払い方法の増加を当初予想よりも40%も削減しました。
結局NFCの支払い方法で、各社協力して互換性を持たせていかないことにはなかなか広まらないということでしょう。
仮にそのようなしても、かなりの苦戦が予想されます。

[ソース:infoscout]