スマホにクーリングオフ導入 その1
以前から導入が検討されていた、スマホや固定回線の契約にクーリングオフを導入する方針を総務省が固めたようです。
2015年度からの導入を目指すための法改正を行うそうです。
そもそも最近のスマホの契約は、契約内容が複雑化しているうえに、ころころとキャンペーン内容も変わったりと自分の契約内容をしっかりと把握することが難しくなってきました。
さらに、Xiなどの3.9G電波も実際はかなりホットスポットがあり、宣伝とはかなりことなることが現状です。
ところで、クーリングオフが導入されるとMNPにも影響がでそうです。
考えられるのは、オプションの即解禁止で1週間維持などでしょうか?
また、大量にクーリングオフが発生した特定の端末の動向がどうなるかも気になります。
ディスカッション
コメント一覧
利用者としては未だに続く通信回線の最大速度表示競争が終わってくれるとうれしいです。
全面的に導入されたら回線契約に伴うキャッシュバックのその場渡しはなくなってしまうかもしれませんね。キャリアにとっての契約の確定はクーリングオフの期間満了後になりますから。
MNPは元のキャリアの契約に戻れるようにしないといけなくなるのではないでしょうか。
クーリングオフの消費者保護の趣旨からすると原状復帰で旧契約が解約無しで継続した扱いにならないと不利益が生じてしまうと思うのですが、単純に戻れて新規扱いになるのではなく、旧契約の継続扱いの対応をしてもらえるようになるのかは気になります。
MNPは契約者の意思で手数料を払ってすることなのに、クーリングオフで無かったことにできるようにするなら転出の際に支払った手数料がどうなるのかや、戻るための手数料が新たに発生したりするのかという話もありますね。
クーリングオフが義務付けられた場合に通信事業者の対応が変わることで消費者の不利益が発生するようなことを容認するのかなど、まだ論点は残っているようですので、まだどうなるかはわからないんじゃないかと思います。
訪問や電話での勧誘には規制がかかりそうだと思いますが…。
一般的なクーリングオフは契約者と会社間の1対1なので、比較的契約解除などもやりやすいと思います。
携帯の場合はMNPなので、契約者と複数の会社間にまたがるので、結構システム的に面倒なことになると思います。
ソフトバンクの電波保証のようなシステムで、各キャリアが対応すれば電波問題は解決するでしょう。
ただし、今まで散々ソフトバンクと契約しましたが電波保証の案内は一度もありませんでした。(; ̄Д ̄)
細かい契約書の紙には書いてあるのですが・・・。
あまり消費者保護を強調しすぎると、かえって消費者が不利益にならないか気になります。
ソフトバンクの電波保証は特に要求がある限られた顧客のための、やっているというポーズでしかないものだとは思ってしまいます。わたしもクーリングオフ導入の話題の中で初めて聞きました(笑
消費者の不利益はFTTHの方では引き込み工事をクーリングオフ期間には行わず、その間に要不要をじっくり考えてもらうようになるかもしれないと言われてますね。
携帯電話の場合、全員に対して電波保障のプログラムを実施するなら端末の新古品を量産するようなことはしたくないでしょうから、今でもある故障時の代替機を貸し出すようなイメージで使い回しの端末でされるようになるのが現実的な線ではないでしょうか。
Willcomは今でも電波確認端末レンタルという仕組みを持っています。
これが義務的に導入されると、番号と音声利用はともかく、本来使いたい端末をすぐには使えないということになってしまうと思います。
本当に導入したとしても、利用可能エリアについて後で文句を言わないという誓約書を書くことなどでバイパスできるようにしないと面倒で仕方ないのではないでしょうか。
こんにちは。icさん。
ドコモもソフトバンクと同様のプランを導入する方向で検討しているようです。
このあたりが落とし所になるのではないでしょうか?
フェムトセルなどの積極的活用や契約時の同意の徹底化などの対策になるのではないでしょうか。
いずれにしても、規則を強化して不便になるのは止めてほしいです。