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総務省で3大キャリアのアピール合戦

2014年10月9日

4月15日に総務省で、NTT規制に対するヒアリングが行われました。
auとソフトバンクは、反対。ドコモは、賛成。

簡単に各キャリアの言い分をまとめると、
ドコモ
1.国内ではなくグローバルで見るべき。
2.異業種間のコラボレーションが進んでいる
3.ネットワーク主体の競争は古い
4.事業者向けの料金も下げた。
5.新料金プランで、長期契約者も優遇

KDDI
1.日本は世界最高水準のICT基盤を確立
2.4G,5Gでは、バックボーンのネットワークが重要
3.KDDIは自前の光が60%占めているが、FTTHのシェアは12%
4.NTTは国が株を1/3持っており、光とモバイルの合わせたシェアは世界トップクラス。
5.セット販売を認めると、モバイルシェアが光の70%に近づく。光はNTTに依存する環境ができてしまう。

ソフトバンク
1.光の道構想では、2015年のブロードバンド普及率100%の予定が48%
2.これはNTTの分離が不完全だから。
3.FTTHは純減に転じている。
4.NTTグループ内の設備を優先している可能性がある。
5.第三者評価期間で監視をしろ。

 

各社の思惑がにじみ出ている資料になっています。(⌒-⌒)
でもKDDIとソフトバンクが主張する、セット割でモバイルのシェアも急増というのはあるのでしょうか?
あるとすれば、逆にKDDIやソフトバンクのセット割でもっとシェアが伸びてもいいと思うのですが・・・。

ちなみに、私の家はNTTの回線が入ってしまっているので選択の余地がないです。(T_T)
恐らく、マンションなどもJCOMやNTTなどの回線が引かれていて、選択の余地がない人が多いのではないでしょうか?

ソフトバンクのFTTHの契約数が減少に転じたのは、別にNTTが悪いわけではないと思います。
私も以前光を引いていました。
というのも、ADSL全盛期の頃に悲しいことに基地局と家の間が光になっていてADSL使用不可との結果がでたからです。
さすがにダイヤルアップでネットをやるのも限界に来ていたので、仕方自前でひきました。(T_T)

当時は、キャッシュバックもなく、工事費約25,000円を自腹で支払った上に、月々8,000円近く払っていました。(; ̄Д ̄)
電信柱から、直接光ケーブルが室内まで引き込まれているという、当時にすれば異様な光景でしたが・・・。

結局VDSLが引かれたので解約してしまいましたが、FTTHのスピードはまったくき宝の持ち腐れ状態でした。
そこまでのスピードを必要とするコンテンツがないというのが理由ですが。
ということで、FTTHの契約が減少しているのは、モバイルの高速化やFTTHの有益性が見出されていないからではないでしょうか?

個人的には、固定はNTTの回線なのでぜひセット割は実施してほしいのですが・・・。

 

[ソース:総務省]