MVNOの市場動向 その1
総務省か2013年12月末までのMVNOの状況を発表しました。
MVNOの契約数は、1,375万で携帯・PHS回線を利用するものは717万、BWA回線は675万でした。
BWAとは、Broadband Wireless Accessの略で、WiMaxなどがこれに該当します。
これは移動系通信市場の9%を占めます。
さらに、MNOであるMVNOを除いた場合は、669万で4.4%になります。
MNOとは、回線網を自社で保有し、直接自社ブランドでサービスを提供できる事業者のことで、NTT,KDDI,ソフトバンクなどがこれに該当します。
まずは、MVNOの現状を紹介しましたが相当厳しい状況が分かります。
まず、MVNOは全体の9%のみであり、さらにMNOであるMVNOを除くと4.4%になってしまいます。
この4.4%が本当のMVNOと言えます。
ちなみに大手日本通信の回線数は、月額SIMが約58,000件、プリペイドSIMも約58,000件で約120,000件になります。
大手でもこの程度の回線数です。(; ̄Д ̄)
[ソース:総務省]
ディスカッション
コメント一覧
うーん、、今回も良い資料になりましたね。
4.4%という数字をどう捉えるか次第ですね。
ドコモなどが資金力に物を言わせて実質値上げに走ってゆきますが、MVNOを亡き者にする腹でしょうか
まあ、PER150近いなんて、狂ってますがね
こんにちは。たけさん。
4.4%をどのように考えるかは難しいです。
まだまだ成長の余地があると考えるのか、MNOの攻勢で厳しい状況に追い込まれたと考えるのか。
どちらかというと、ソフトバンクグループが既に周波数帯がドコモを超えているので、ソフトバンクの動きが鍵となるかもしれません。
多分、確保している周波数に対して回線数が少ないのでかなり空いているはずなのですが・・・。
ドコモの新プランがクソなせいでMVNOには追い風・・・と思いたい
正直MVNOなかったらやってられない
こんにちは。
ドコモも一生懸命料金プランのシュミレーションしたのでしょう。(⌒-⌒)
減少するARPUを何とかして増やしたい。
ドコモの契約の7割を占めるFOMAをこのプランに移行させれば、ARPUは激増するでしょう。
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