30秒でスマートフォンのバッテリーを充電?
スマートフォンのバッテリーを充電するのに、現状は数時間程度かかっていると思います。
そのため、予備のバッテリーなどを持ち歩いていると思います。
ところが、イスラエルのStoreDot株式会社が30秒で充電できる充電器を開発したと発表しました。
生物学的な半導体を用いて開発したらしいのですが、私の知識では詳細は理解できません。
ただ、現在プロトタイプの充電器のため、ノートパソコンの充電器と同じ程度の大きさだそうです。
またコストも30ドルと、平均的な携帯電話の充電器の2倍となっています。
今後は、サイズの縮小化と商業生産を目指していくそうです。
予定では、2016年には生産を行う予定だそうです。
これが実現できるとすると、電気自動車なでにも応用できないのでしょうか?
[ソース:wsj]
ディスカッション
コメント一覧
充電器の改良だけでそんな劇的な変化が期待できるとは思えず、検索からTechCrunchの記事を辿ったところ「bio-organic fast-charging battery tech」とありましたのでバッテリーも込みでの新技術のようです。
量子ドットの応用だとか…。
こういう新技術の発表では工業製品として通用するかを考える上で重要な要素が触れられないことが多いので、期待はしつつも眉唾だと思っています(笑
バッテリーだと価格の他に寿命も気になりますし、放電特性や使用温度範囲、安全性によっても用途が制限されてしまいます。
スマートフォンの充電池の置き換えを狙っているようですが、その場合はメーカーとしてはリチウムイオンポリマーと同じような簡易で柔軟な外装にできないと採用しにくいということもあると思います。
スマートフォンだと利用者としてもバッテリーが切れることを前提に充電が速いことの利点を取るよりも、待ち受けが不可能になるバッテリー切れを避けて使い続けられる容量の大きさの方が利点になりますので、容量が同等以上じゃないと受け入れられにくいのではないかとも思います。
けちをつけるのは簡単ですね(笑
わたしも自動車の方が給油と同じ感覚で充電できるようになるという受け入れられやすさがあるのではないかと思うのですが、採用されるために超える必要があるハードルが高いので、それに時間がかかると費用の回収がままならなくなって会社がなくなってしまうのかもしれません。
いずれにしても何らかの製品として出荷されるといいですね。
こんにちは。icさん。
まずは、発想が重要だと思います。それが、商業的に成功するかは別の話ですが・・・。
こんなに急速充電してしまうと、ケーブルもそれなりのものが必要だし、バッテリーや電源もかなり工夫が必要になると思います。
スマホのように本体価格が大部分のコストを占めるものに対しては、厳しいのではないかと思います。
もう少しケーブルやその他の付属品にコストをかけられる製品には適用可能かもしれません。
量産も遅れているようだし、どのような形で世界に出てくるか楽しみです。
電気自動車は、急速充電できないと一般の人はのらないでしょう。
本格的に普及するには、今のガソリンと同じ程度の時間で充電できるようにする必要があると思います。
後は、インフラの整備をどうするか?
まだまだ先は長いです。(⌒-⌒)