ASUSTek IntelからQualcomm/MediaTekへ
ZenFoneシリーズで一躍日本でも有名になったASUSTekが従来使用していたIntel製のプラットフォームから、QualcommやMediaTekのプラットフォームへ移行するようです。
2015年にはIntelのプラットフォームを600万個使用していましたが、2016年には500万個、2017人には50%削減するようです。
現在Intelの最大顧客はASUSTekなのでこれは打撃になりそうです。
2015年時点でのASUSTekのスマートフォンでIntelの使用率は30%程度でした。
なお6月に発売されるZenFore3シリーズでIntelのプラットフォームを使用するのは15%程度になるそうです。
ユーザーにとっては安くてスペックが高いスマートフォンであれば、どのプラットフォームを使用していても関係ありません。
インテルのプラットフォームは、QualcommやMediaTekに対して競争力を失ってきたのかもしれません。
[ソース:digitimes]
ディスカッション
コメント一覧
Intel製SoCのAndroidを利用していますが、互換性の問題が全くないわけではありません。
一部のアプリケーションでARM製チップセットのみ対応のものがあります。
それよりはMorganfieldに競争力があまりなかったのではないかとは思います。
価格性能的に微妙でもIntel製SoC独特の魅力があるのはデスクトップ用のWindowsとAndroidのDual Boot製品を作れるところだと思うのですが、タブレットはともかくスマートフォンでは利点になりませんね。
こんにちは。icさん。
懐かしのWintelがスマホでもタッグを組めば面白いかもしれません。
ただ流石にスマホで仕事はできませんが、タブレットは2in1も考えるとありかも。
これはメーカー側の判断ではなく、IntelがSmartphone向けSoCの開発をキャンセルしたからだそうですね。
http://www.anandtech.com/show/10288/intel-broxton-sofia-smartphone-socs-cancelled
タブレット向けのSoCはモバイルノートPC向けのローエンドとして発売され、LTEモデムもなくならないそうですので、Dual OSの怪しいタブレットは無くならないことを期待します。
こんにちは。icさん。
これはどっちが先だったのか悩みます。
intel製のチップの大口顧客のasusが調達を減らすから止めたのか、それともintelが止めるからasusが調達先を変更したのか。