アメリカ 4大キャリアが2年縛りを廃止
日本では総務省の主導で色々携帯会社に働きかけています。
ところがアメリカではT-Mobileが仕掛けた料金プランのために、アメリカの4大キャリアの全てが2年縛りを止めることになりました。
従来は日本でも一般的な縛り期間を設けることで、通信料金の割引等を実施していました。
ところがT-Mobileが縛りを止めてしまったために、他社も追従せざるを得ず最終的には縛り期間がなくなる事になりました。
当然端末代金は高価格になりますが、各キャリア分割払いで対応しています。
ただし毎月ある一定の料金を払えば半年などの期間で再度新しい端末に機種変更することが可能です。
その時の端末残価は下取りをすることを前提に払う必要がなくなります。
T-MobileはJumpというサービスで展開しています。
日本ではauがアップグレードプログラム、ドコモが機種変更応援プログラム、ソフトバンクが機種変更先取りプログラムという名前で似たようにことを実施しています。
この契約方法の利点は、常に最新機種を使用することができることです。
欠点は高額端末を購入した場合、他のキャリアにMNPするにはその全ての残金を支払って転出する必要があるため、他社への転出のモチベーションが下がることで、より長期に渡りユーザーを捕まえられることです。
今後日本はどのような方向に向かうか不明ですが、徐々にアメリカの進んでいる方向に行くのではないでしょうか?
その場合、ハイエンドスマートフォンの需要は大幅に減少するかもしれません。
[ソース:engadget]
ディスカッション
コメント一覧
アメリカはヒスパニック移民などを受け入れて人口増大
日本は人口減少社会
2年縛りを止めてもアメリカは分母が増えているので恐らくやりくりできるでしょうが,日本は分母が減っているので2年縛り解除の口火は切らないのでは?
特にSoftbankのボスはアメリカのスプリントでやっているわけだし,どちらのやり方に旨味があるか皮算用しているでしょうね。
こんにちは。通りすがりさん。
日本はどうでしょうか?
誰も口火を切らないので、縛り解除はないかもしれません。
最近はケーブルテレビでも光でも縛りが増えてきて、混乱してしまいます。
アメリカの場合は、地域別でも各キャリアの優劣がはっきりしているので劇的な影響はないのかもしれません。