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Galaxy S5 カメラ問題の原因判明

Galaxy S5のカメラ問題が拡大していますが、どうやら原因が判明したようです。

原因は、カメラモジュールに使われるEEPROMのデータが消去されてしまったために起こっているようです。
EEPROMはAFとCMOSイメージセンサーなどの駆動データを保存しています。
そのため、このデータが消失したりAFとセンサーが正しく連動しない場合は、動作不能となります。

本来EEPROMは不揮発性で、ある程度の電圧をかけないとデータを削除できないのですが、今回はボードから誤った信号が流れて問題が発生したと予想しているようです。
ただし、今回のカメラはサムスン電子による新しい技術で製造されたもののため、それ以外の原因によることも考えているようです。

もしボード上のノイズや論理ミスなどの問題の場合は、ほぼ全ての端末に影響が及びことが考えられます。
ボード設計をやり直すのか、カメラモジュールに対策を加えるのか不明ですが、サムスンにとってはかなりの痛手となるでしょう。

そういえば、Galaxy S4まではソニーのカメラモジュールを使用していましたが、Galaxy S5からは自社開発のカメラモジュールに変更しています。
もしかすると、ソニースペックの仕様でボード設計を行ってしまったのでしょうか?

[ソース:etnews]