総務省 真の実行速度の測定を目指して その1
大人気?の総務省シリーズですが、新しいシリーズが始まります。
今回はSIMロック解除の検討を議論していた中で議題に上がった、実行速度の測定方法についてです。
総務省の目的は、ただしい実行速度を測定する手法の確立にあります。
ただどうすればいいのかというのは非常に難しい問題で、ある程度の妥協は必要となってくるでしょう。
現在の予定では、今年の5月に計測ガイドラインを発表する予定です。
ということでこのシリーズも確実に5月まで続きます。(⌒-⌒)
以外に早く結果がでるように見えます。
ただ現在でもどんどん設備投資が行われている状況なので、そのときの実行速度を測定するのは相当難しいでしょう。
どちらかというと一般ユーザーから大量にデータを集めたほうが速報性があると思いますが、そうすると恣意的なものが入るということなのでしょう。
現在予備実証試験が終了し、2月から本実証が開始されます。
ただ2,3月は年度末商戦、受験、人事異動等で人々が最も動き時期です。
なにもこの時期に行わなくても・・・と思うのですが。(; ̄Д ̄)
なお実証試験の日程は下記のようになっています。
この日程だと、現在本実証の計測が開始されていることになります。
[ソース:総務省]
ディスカッション
コメント一覧
確立された手法を元に、消費者が参加やデータの閲覧が自由にできるシステムが構築されるのかは気になりますが、旬が過ぎた話題のような感じがしてしまいます。
制限容量を使い切ったら速度制限がされる契約では通信速度の高速さを活かす使い方をしようもないですし、MVNOや低価格端末が出始めてきていて、コストを脇に置いたデータを喜ぶ人はあまりいないような…。
実効速度のデータの蓄積と公開、閲覧が当たり前にできるようになったら、混雑で遅い場所の改善がされるということよりも、サービス提供エリアとされていても実際には使用に堪えない場所がエリア外とされたり、改善されるようなことに進む方がユーザーのメリットは大きいような気がします。
単純な実効速度のデータだとしても、MNOだけではなくMVNOの区別や、測定端末の機種も区別して参照できないとあまり消費者の参考にはならないデータになってしまうと思いますので、そのぐらいのことはしてほしいですね。
こんにちは。
確かにMVNOなどが話題になっているのでスピード問題は旬を過ぎてしまったと思います。
例えばこれで人口カバー率が99%から98%に落ちたからと言って直ぐにキャリアを変更する人はいないでしょう。
余程酷い場所が判明した場合は、キャリアが対策してくるといいのですが。
将来的にはユーザーからデータを集めるようなことも考えているようなのですが、キャリアも既に実施しているのであまり期待できないと思います。
ソフトバンクのようにあえて人口密集地に対して集中して設備を設置しているキャリアもあれば、ドコモのようにとにかく電波が届くことを使命にしている会社もあります。
青木ヶ原の樹海まで100%カバーしろ!!とはいいませんが、そこそこつながればいいかな?と思っいます。