イオン 格安携帯詳細発表
先日、イオンが携帯通信事業に参入することを記事にしました。
全国で8,000台で様子を見るということですが、恐らくイオンニューコムでの販売だと思われます。
現在イオンニューコムは、192店舗(店舗数は数えたので間違いがあるかも)あります。
単純に計算すると、42台/店となります。(; ̄Д ̄)
当然都心や関東圏に重点的に台数を配分すると思いますが、すこし少ないような気がします。
やはり、まずは様子身なのでしょう。
さすがに200kbpsでは問題となるユーザーも想定してのことか、3G版も300円/100MBや1200円/500MBのTurbo Chargeもプランとして準備しています。
なぜかyoutube等と動画系はNGのようです。さすがに200kbpsでは無理ということでしょう。
これと同等のサービスは、日本通信のX SIMになります。
こちらは今までと同じ、通常LTEで規定のデータ量を超えた場合200kbpsになるという仕様です。
ただし音声通話がありませんが、たいてい利用期間もありません。
色々考えましたが、イオンのスマートフォンを契約するよりは、3大キャリアの音声通話+XSIMで十分だと思います。
端末がない場合は、EmobileのNexus5の一括0円で入手して上記プランで契約。
結論としては、スマートフォンを持っていない人が色々プランを調べるのが面倒で、通信も音声もあまり使わない人向けには、最適かもしれません。
[ソース:日本通信]
ディスカッション
コメント一覧
わたしも今通常の契約でMNPによるような特別な割引や工夫を考慮しない条件で、音声通話とスマホのデータ利用の両面でコストパフォーマンスを追求するなら3G/PHS音声契約+MVNO4Gデータ/Wimaxのような2台持ちの組み合わせになると思います。
IIJMioのみおふぉんも似たようなサービスですが、このようなサービスを選ぶ積極的な理由は、まず2台持ちは拒否する意志が固く、音声通話は着信ができれば基本的によく、コミュニケーションを含めて端末利用は基本的に定額低速のデータ回線で行う、という利用スタイルだと思います。
おおざっぱに言ってコミュニケーションはインスタントメッセンジャーやメールが主で、出先ではインストール済みのアプリの必要最低限の通信ができればよく、通信容量が必要な利用はwi-fiが使える場所だけでするのでよい、という人が対象で、潜在的な顧客は多いと思います。
イオンはイオンモール内、フードコート等で無料のwi-fiを提供している店舗もあるようですので、イオンに来店中は速度に不自由しませんと売り込んだりするのでしょうか。
ITリテラシーや意欲が低く、販売に手間とお金がかかるが、契約できれば利益率が高く見込める顧客をイオンの既存の販売店網を使って獲得することでMVNO同士の競争の中で独自性と優位を得たい、という狙いなのかなと思います。
ただ本当に電話機への意欲が低い人が求めているのは通常の音声通話の定額低料金化だと思いますので、VoLTE導入でMNOにそれをやられてしまったらニッチのままになってしまうような…。
こんにちは。icさん。
そうですね。本当に求められるのは、音声の完全な定額低料金化でしょうね。
イオンスマホについて考えてみたのですが、そもそも狙っている客層が違うのではないかと思います。
狙いはそれほどスマホには詳しくなく、だけど料金に不満がある主婦や年配の方ではないでしょうか?
このあたりの客層は、キャリアショップでスマホを買ってしまう客層です。
イオンでは、SIMカード単体で販売していますが、これが意外に敷居が高いようです。
SIMカードを刺したことがないので、SIMカードの意味が分からない。(; ̄Д ̄)
nanoSim、macroSim、miniSim、Simフリー。これを理解している人は、そもそもSIMカードを購入しないでMNPしてしまうでしょう。
また、イオンスマホが違約金を取らないということは、端末代でそれを補っていると考えられます。
結局、イオンにくる客層を狙って販売していくのでしょう。
持ち込みで契約できれば、すばらしいのですが。(⌒-⌒)
実際にどうなのかを見込むのは利用者に関するデータを元にしないと難しいですね。
わたしはその線であれば「スマホを買ってしまう」人ではなく「スマホを買ってしまった」人だと思っています。
そもそもInternetの利用に強くメリットを感じていなければ、3G→LTEで料金的に音声無料分を失ってデータ通信の速度を取るという選択ができないです。これは3G契約で支払っていた月額利用料が高くても低くても同じでしょう。
携帯は音声中心、データ利用もせいぜいメールまでで費用を限りなく抑えたい場合、対抗はドコモで言うと、
タイプシンプル バリュー 743円(2年契約)
パケ・ホーダイ シンプル 0円~
iモード 300円
メール使いホーダイ 0円
合計で1043円/月に無料通信分1,000円がついてきます。
音声で発信が多く、エリアの要求が比較的低ければPHSで定額オプション利用が強いですね。
この音声のお得さを捨ててデータ通信重視のプランに移行するというのを、モバイルデータ通信の魅力をはっきり感じていない顧客に納得させ、移行させるのは難しいというか、無理だと思います。
利用に対する熱意がない人ほどコストには敏感になりますので「リテラシーがない客=甘い客」という図式は成り立たず、むしろ最も手強い客層になるのではないかと思っています。自分の親がそうですので(笑
また、料金以外にもメールアドレスが変わるということ、それに対応するための手間に対する抵抗は恐ろしく頑強です。
情報リテラシーがない人の交友関係は情報リテラシーがない人が多く、キャリアメールの受信アドレス制限やなりすましメール対策機能を自分で解除することすらできず、他人にそれをさせることなどもってのほかという感じです。
端末の修理・交換保証サービスがないのも問題がありそうです。
わたしは今やライフラインに匹敵する重要さを持つメインの音声契約には必要なサービスだと思います。
わたしはストーリーとしては(自分がそういう状況を余儀なくされているとしても)子供に高額な月額料金を払ってスマホを持たせ続けるようなことはできない、と感じている親が、上で挙げたデメリットが相対的に少なくなる子供に使わせるというのが主たるターゲットなのではないかと思っています。
ビジネスの継続性からも、毎年現れる新規のユーザーの方が計算しやすいターゲットだと思います。
もちろんいずれのターゲットも狙える商材ですので新規の若い世代も既存の年配の世代も両方狙っているでしょう。
ただ、数的に、将来的にどちらが主であるかということを想像した場合に、わたしはやはりスマホでなければいけないという若い世代が主ではないかと想像しています。