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中国のiPhone状況

中国の通信事業者で最大手の中国移動がiPhoneの取り扱いを開始して、3週間あまり経ちました。
そろそろiPhoneの販売状況が漏れ聞こえてきてもいいと思っていたのですが、さっぱり聞こえてきません。(; ̄Д ̄)

仕方ないので、中国のサイトを色々調べてみたところ販売不振に陥っているようです。
どのサイトでも販売不振の理由を3つ上げているので紹介します。

1.価格が高い
日本の市場を見ていると、高価格帯の端末しかないのでiphoneはそれほど高いとは思えません。
ところが中国の場合、低価格帯の端末がたくさんあるのでiPhone価格の高さが際立ってしまっているようです。

2.3つのバージョンがある
これは以前記事にもしたのですが、現在中国では3つのバージョンのiPhone5sが存在します。
A1530が今後のことを考えると一番いい選択なのでしょうが、このバージョンを見分ける手段がなかなかないようです。
買って実際の端末に触れるまでは、バージョンが分からないという恐怖。
さらにどのバージョンも価格がほぼ同じ。
昔、iOSの6.1.2までのiPhone5とそれ以降で買取価格が違ったために、iOS6.1.2までのバージョンを手に入れようとしたのと状況が似ています。

3.iPhoneの機能をフルに使える環境にない
中国の通信の主流は、2Gと3Gです。4Gは昨年12月になってサービスが開始されたばかりで、なかなか環境がとのっていないようです。

といことで、iPhoneを手に入れるには、香港やマカオや台湾で買ってきているようです。

[ソース:it168]