次世代高速通信のpCELL
アメリカで面白い発表がありました。
現在携帯は、LTEからLTE-Advancedへと移行が進んでいます。
これで下り150Mbpsが実現されるのですが、現状のLTEでも電波干渉や多数のユーザが集まる場所ではスピードが落ちてしまうという問題を抱えています。
これらを一気に解決する技術としてpCELL技術というものが発表されました。
ARTEMIS社という会社が発表したのですが、以下の特長があるようです。
1.渋滞なし
2.弱い信号でも問題なし
3.デッドゾーンなし
従来の技術では、周辺の基地局や色々な電波干渉を回避する必要がありました。
pCELLでは、逆に基地局から送信された電波を干渉により合成することで、個人用の帯域を確保するようです。
また、LTEとも互換があるようで既存のLTE携帯接続経由での接続もできるようです。
この技術が普及すると、今度はネットワークのバックボーンの帯域が問題になるかもしれません。(⌒∇⌒)
なお2014年中にサンフランシスコで広範囲なテストを実施し、2015年にはアメリカ、アジア、欧州の主要市場に展開していく予定だそうです。
[ソース:ARTEMIS]
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