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強制的にWiFiをONにし位置情報を取得していたことが発覚

韓国でユーザーのスマートフォンのWiFiを携帯キャリアが強制的にONにし、位置情報を警察に提供していたことが判明しました。
もともと緊急事態時に位置情報を把握するための法案を準備中の時に発覚しており、かなり大きな問題となりそうです。

通常携帯キャリアは位置情報をLTEの電波などで把握することが可能です。
ただしこの場合、誤差範囲は基地局の配置にもよりますが150mから1kmにも及びます。
一方WiFiの場合は、20mから50m、最新のスマホでは3mから6mと非常に高精度な位置情報を取得することが可能です。

今回警察と携帯キャリアは、緊急事態に対応するため強制的にWiFiをONにしていたそうですが、法案通過前に行っており個人情報とプライバシーの侵害という意味で多くな問題になりそうです。

また緊急事態ではない場合についても位置情報を活用する可能性が否定できず、今後に大きな影響を及ぼしそうです。

[ソース:etnews]