iOSアプリはAndroidアプリよりも脆弱
iOSのアプリとAndroidのアプリについてその脆弱性について調査した結果が報告されています。
一般的にAndroidアプリはiOSアプリよりもより脆弱であると言われています。
これはiOSアプリがアップルにより完全にコントロールされているのに対して、Androidアプリは比較的自由であることにを根拠に上げられています。
今回調査の結果は、iOSアプリの脆弱性のうち40%が致命的であるのに対してAndroidアプリはその比率が36%だったそうです。
これは銀行、小売、ゲームなど数百のアプリをテストした結果で、さらに銀行のアプリでさえ認証やデータ漏洩などの脆弱性を持っていたそうです。
なお脆弱性のうち最も一般的なものは個人情報や機密情報の漏洩で27%を占めていました。
認証などの問題が23%、構成管理の問題が16%と続きました。
iOSアプリがAndroidアプリよりも脆弱なのは、アップルが厳密に管理しているために、アプリエンジニアがあまりセキュリティに注意を払っていないため起こっているのばないかと予想しています。
結局iOSが安全ということではなく、Androidと同等のセキュリティ対策を実施する必要があることは間違いないようです。
[ソース:csoonline]
ディスカッション
コメント一覧
いつも有益な情報をありがとうございます。
ソースの情報を紹介してくださってるので、ここで言うのも筋違いかもですが、あくまで致命的な脆弱性の「比率」が高いだけで、それは致命的でない脆弱性を含んだ、脆弱性の母数自体が少ないから、というだけではないでしょうか?
ソースを読みきれてないですが、致命的な脆弱性の絶対数は結局Androidの方が多いんじゃないかと思います。
タイトルや後半の論調がいかにも実はiOSの方が危ないというように誤解させるのかなと。
私自身Androidユーザで、iOSであっても、対策は必要という結論はおおいに同意しております。
こんにちは。さんてるさんおさん。
おっしゃるとおり比率で報告されています。
これは報告書の書き方次第なのですが、作成した会社がセキュリティ会社ということもあると思います。
例えば最も使用されているアプリ100で比較してもいいかもしれません。
ただアップルだから安全という時代は終わってしまったのは間違いないでしょう。