2014年Q2ドコモ決算発表を切る その1
ドコモが2014年Q2の決算を発表しました。
詳細な項目はアナリスト達が解析しているので、注目の契約数などついて見てみたいと思います。
まずはいつプラスに転じるか注目しているMNPです。
昨年と比較するとかなり好転していますが、改善は止まったように見えます。
ただ9月に発表されたiPhone6の影響がどの程度及ぼすかがになります。
一方苦戦していた解約率については、かなり改善したようです。
詳細については別に記事にしたいと思います。
次は純増数です。
これは数字のマジックが隠されているのですが、それなり増加していることがわかります。
さらにここ5年では最大の純増数になっています。
販売台数ですが、前年同期比でみると増加しています。
ただ未だに販売の6割がスマホというのは、何とも物足りないものです。
これについても別に記事にしたいと思います。
ARPUですが、未だに改善傾向が見えません。
新料金プランで反転が望まれますが、まだ少しかかると想定しているようです。
以前記事にしたアメリカでの導入時の事例では、ARPUの反転には3四半期程度必要としています。
そのあと急増しているので、果たしてドコモがこれと同じ傾向を示すが注目です。
ばっと見てかなり改善しているようですが、今回大幅な下方修正を発表しました。
理由は想定を上回る新料金プランへの移行が進んだというコメントでしたが、これが本当ならば今後ARPUが改善すると思われます。
ただ量販店でのお客さんの出足をみると、iPhone6発売移行に明らかに流れが変わったようにみえます。
果たしてドコモの想定どおり推移するのか注目です。
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