2014年Q3 ソフトバンクの決算発表を切る その3
ソフトバンクの決算に異変が生じています。
純増数は最近5年で最低となり、解約数も最高となっています。
単純に考えると転出が増加していることになります。
そこで端末の販売台数について調べてみました。
まずは総販売台数です。
2010年、2011年と販売台数を更新していましたが、2012年は一息付きました。
今年も昨年を少しだけ上回っています。
一方新規端末の販売ですが、こちらはやはり純増数が減少した影響で2011年のレベルまで減少しました。
しかも例年悪くても横這い、通常はQ2よりも増加するQ3が今年は減少に転じました。
機種変更による販売台数ですが、ここ5年で最高を記録しています。
この結果から、既存契約者はiPhone発売と同時に機種変更する傾向が強く、一方新規契約者はある程度販売価格がさがるQ4で契約してくることが傾向が強いことがわかります。
これらのことを考えると、ドコモがiPhone6の発売の初日から参戦した影響が大きく出ている可能性があります。
従来はある程度ドコモからQ3,Q4で流出していた契約者が、今年はソフトバンクに来なかったのかもしれません。
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