2014年Q2KDDI決算発表を切る その2
決算発表会では、かなりアナリストから褒められたKDDIの中間決算ですが、詳細に見てみたいと思います。
まず増加数ですが、Q1の反動でQ2は大幅に増加しました。
ただ過去最高の2013年には及びませんが。
一方純増数の予算に対する進捗率を見ると、今年はかなり悪いことがわかります。
毎年KDDIは純増数が上振れる傾向があるのですが、今年は厳しいかもしれません。
恐らく3月のお祭りの反動でQ1の増加数が大幅に減少したのが想定外だったのでしょう。
解約率は毎年Q2は上昇するのですが、過去5年で最低を維持しています。
問題は2013年の傾向を辿るのか、2010~2012年までようにQ3で減少するのかがキーとなります。
KDDIの決算発表は好調でしたが、毎月割を既に減額しているそうです。
また来年のドコモのセット割をかなり警戒しているようで、場合によってはキャッシュバック合戦を覚悟しているようです。
端末の販売台数が少し少ないようですが、これも後半に上振れするでしょう。
最大の心配は来年のドコモのセット割のようです。
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