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サムスン電子 2014年Q3も苦戦

2014年11月5日

韓国のサムスン電子のQ3の決算が発表されました。
サムスン電子のIM部門(IT・モバイル部門)は、前期比で売上高は14%、営業利益は60.4%減少した。
前期比でも売上高は32%、営業利益は73.8%減少した。

スマホの販売台数は小幅に増加したが、ミドル/エントリーの販売台数の割合が増加し、既存モデルの価格も下落したので平均販売価格も下落した。
Q4については利益は上昇すると予想されていますが、新型iPhoneの発売、Xiaomiなどとの競争激化が予想されます。

サムスンは今後のスマホ戦略として、フレキシブルディスプレイ、メタル素材の採用による製品差別化を進め、戦略製品モデルを中心に新規ラインナップ構築として、製品の強化を図っていくそうです。

Android端末の競争激化で、ハイエンドモデルを主力としたメーカーは苦戦しているようです。
ただなぜかLG電子は好調を維持しているのですが・・・。
苦戦しているサムスンですが、それでも営業利益は約4,200億円を維持しています。
ただ製造設備や人件費を考えるのこのまま減少していくと、厳しい状態に陥ることは確実でしょう。
どのような手を打ってくるのか注目してみたいと思います。

[ソース:AP]