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韓国 携帯電話料金を下げようとした結果、失敗!!

2014年11月5日

韓国が10月1日から端末流通公造改善法を施行しました。
そもそもの目的は全てのユーザーが平等な価格で端末を購入できるようにし、今まで投入していた補助金を通信料金の値下げに使用し、さらには端末価格も引き下げるを狙った法律でした。
そのため、補助金の上限を政府が決め、さらにどこで購入してもどのユーザーが購入しても同額の補助金になるように設定しました。
ただし販売開始から15ヶ月以上経過した端末については、この条件外とされました。

日本でもMNPユーザーが優遇されているとの議論がありましたが、韓国でも同様の議論がありこれを力技で解決しようとしました。
結果は、ほぼ携帯市場が停止状態に陥りました。(; ̄Д ̄)

凍りつく韓国携帯市場

契約者毎に優遇をすることもできず、全ての契約者を平等にした結果各キャリアは競争を辞めて大幅に補助金を搾る選択をしました。
さらに料金の引き下げ、端末価格の引き下げも今のところ行われず、結果一番得したのは各キャリアという有様になっています。

現在の予想では、この法律施行後の影響で、キャリアの利益は前年同期比35%増加すると予想されています。

やはり無理やり価格を歪める政策を取ると、上手くいかないようです。
恐らく何らかの手を打ってくると思いますが、どのような手を打ってくるのでしょうか?

[ソース:ZDNet Korea]