凍りつく韓国携帯市場
韓国の携帯市場も日本同様激しい競争と補助金に明け暮れていました。
そんな競争を憂慮した韓国政府は力技にでて、補助金の上限を設定する法律を制定しました。
10月から更に規制が強化され、補助金の内訳が公開されることになりました。
補助金の上限は従来の27万ウォン(27,000円)から30万ウォン(約30,000円)に引き上げられましたが、これに違反した場合の罰則が強化されました。
予想では価格の高いプランに契約した時に、最大の補助金を受けられると予想していました。
が、各キャリアはほぼ下限の10万ウォン(約10,000円)程度の補助金にとどまりました。
このためGalaxy Note4を購入使用とすると、ほぼ満額支払う必要が生じることになりました。
さらに15ヶ月以上経過した端末に対して上限の設定はなかったのですが、これもほぼ0に近い状態となっています。
結果、MNP市場も端末購入者も激減することになり、韓国政府も慌てているようです。
なぜ各キャリアが補助金を大幅に削減してきたのか不明ですが、罰則強化により違反を恐れたため、新しい法律に抗議するため等色々推測されています。
このまま推移すると、中国製の激安端末が主流となり韓国製のハイエンドスマートフォンは駆逐される可能性がでてきました。
あまり市場原理を無視してゴリ押しすると、予想に反した結果を産んでしまうといういい例かもしれません。
[ソース:ZDNet Korea]
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