2014年Q2ソフトバンク決算発表を切る その1
ソフトバンクの決算発表が行われました。
何やら通信会社というよりは、投資会社の決算発表のような趣でした。(⌒-⌒)
通信料金で日銭を稼いで投資に回すという手法を取ることにしたようです。
今回ははっきりと設備投資を抑えると発表しました。
速度、接続率等十分な領域に達したので削減するという発言でした。
ということは、今後契約者数を増やす気はないということでしょうか?
また国内通信関係の情報の開示が決算短信のみという状況になりました。
プレゼン発表では一切ないということで、国内の通信事業は現状維持ということに舵をきったのでしょう。
またSprintもお金を払ってくれない契約者は切るという方針で今後業績が上向くという発言をしていました。
そのためにあえて1,000億円下方修正するという、一見前向きな決断のように聞こえました。
実際市場はどう判断したのでしょうか?
ソフトバンクはSprintを1株当たり7ドル程度で買収しているので、現在損失を抱えていることになります。
ディスカッション
コメント一覧
わたしはソフトバンクが投資会社であるとか、投資会社として優れているとは思えないでいます。
投資会社であるなら投資の評価は買ったものを最終的にうまく売れるかどうかだと思うのですが、ソフトバンクが売ったものはほとんどないような。
こういうところからソフトバンクがしていることは事業会社のM&Aに見えます。
利殖に長けていて投資会社と見まがうばかりなのはすごいと思いますが。
それとソフトバンクの投資の成果は会社の実力にも見えません。社長個人の力量に大きく負い過ぎだと思います。
投資会社であるなら会社組織の力で投資を成功させていなければいけないでしょう。
国内通信事業は設備投資の削減の結果、どういう方向性になるのかがよくわからないですね。
VoLTEの導入時期も不明ですし、LTE band28のエリア展開はワイモバイル任せにしてしまうのでしょうか。
エリアを今以上に改善するつもりはないのかとか…。
今は通信品質の高さを宣伝していますが、来年にはKDDIがwimax2の倍速化で明らかに上回ってきてしまうのではないでしょうか。
そうですね。
投資会社というよりはファンドといった方がいいかもしれません。
しかもカリスマオーナーのファンドなので、孫さんに何かあると一気に崩れる可能性が高いです。
これを会社として組織だって行えるようになると強くなるのですが。
設備投資を削減するのは驚きですが、恐らくこれ以上契約者を増やすことも考えておらず現状のままKDDIとドコモに歩調を合わせるということでしょう。
ただ通信の設備投資は一朝一夕ではできないので、それなりに投資していかないとどんどん劣化していくでしょう。
死に物狂いで頑張っているKDDIが抜け出す可能性は高いと思いますが、できればドコモを倒す!!くらいの勢いはほしいです。
2位じゃダメなんですか?ではないですが。(⌒-⌒)
個人的にはKDDIはwimax2のプロファイルを一番上りが狭いのにしてくれたのでますます嫌いになりました。
けっきょくルーラルのエリアはドコモが一番強いままですね。
エリアカバー率の計算は人口カバー率はほぼ100%が当たり前になってしまったので、道路カバー率にでもして地域別に集計した方が実用的になると思います。
ドコモはどこで設備投資に力を入れてくるのかが気になっています。
band19は申し訳程度で力を入れている感じがしません。
それならband28をがんばるのか、はたまたband3の全国展開の認可待ちなのか…。
MVNOを含めて利用しやすいキャリアなのでがんばってほしいです(⌒-⌒)
すでに人口カバー率はどの会社も似たようなものなので、エリアカバー率が重要になるでしょう。
一番困るのは人がいない場所で車など故障した場合などですから・・・。(; ̄Д ̄)
設備投資ですが現状はXi基地局拡大とWiFiの拡大のようです。
合わせて基地局のリプレイスも実施しているようですが、詳細は不明ですね。
どこを探しても掲載されていませんが、毎年6,000億円投資しているので期待したいです。
遅くてもつながるというのは重要ですから。
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