GTアドバンスとアップルの奇妙な取引 その1
今年アップル関係で一番衝撃的だったことは、アップルにサファイアディスプレイを提供すると言われていたGTアドバンスの電撃的な倒産でしょう。
まさに天国から地獄に叩き落とされた感がありますが、少し前のシャープに状況が似ているように見えます。
そんなGTアドバンスですが、破産法を適用されて以来少ししずつ何があったのか?情報がリークされ始めました。
驚くべきことに、GTアドバンスとアップルはきちんと顧客としての企業間取引の契約を結んでいなかったそうです。
さらに2013年秋に結んだ企業間の契約は、古典的なおとり契約(Bait-and-switch)だったようです。
おとり契約とはある餌で釣って、結局契約しない手法です。
今回のアップルでは、GTアドバンスがアップルの競合他社に製品を提供させないようにするために仕掛けたようです。
さらにGTアドバンスはアップルの仕様にサファイアの製造を変更してしまいました。
GTアドバンスにとっては、かなり不利な契約を結んでいたことになりますが、アップルも意図的にGTアドバンスを倒産させる気だったのかもしれません。
[ソース:businessinsider]
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