Apple Pay VS ウォルマート連合 その4
Apple PayとCurrentCの決済サービス争いですが、なぜかアップルが圧倒的という論調が多いようです。
日本にいると電子マネーの方が便利だと思うのですが・・・。(; ̄Д ̄)
Apple Payが優れている点も紹介されています。
4.通帳を使用しているユーザーはApple Payを使用する
アメリカのスマホユーザーの1/4が既にAppleのクーポンやwalletを使用しています。
Apple Payは通帳と統合されているので、商品を購入するのにスマホを使用したほうが簡単です。
5.アップルは消費者の行動に影響を与えられる唯一の企業
アップルは、アップルが販売してきた音楽や電話、PCのように消費者に影響を与えられます。
そのため今回もきっと支払いにApple Payを使用することになるでしょう。
6.Apple Payは世界展開できる
CurrentCがアメリカ国内で展開するに対して、Apple Payは世界展開することができます。
ということでいかにApple Payが優れているかのヨイショ記事のような気もしますが、便利だから使われるとは限りません。
またアップルのシェアが5割と言っていますが実際は4割です。
逆に6割ユーザーがApply Payを使えない事になる上に、iOS8.1のシェアはiPhoneユーザーの半分程度にとどまっているようです。
従ってApple Payを使用できるのは、25%程度ということになります。
結局は、CurrentCとApple Payとそのほかの決済サービスが並列して存続することになるのではないでしょうか?
実際に日本での電子マネーのシェアもnanaco、suica、WAONなど三つ巴の状態です。
[ソース:businessinsider]
ディスカッション
コメント一覧
決済手段が並立するというのはどれも不完全ということの裏返しのような気がします。
日本での電子決済はプリペイド機能付き会員カードの域を出ないで終わってしまったような…。
現金を人質に取られる割にメリットが多くない感じがしてなりませんし、発行主体の色が強すぎて、それ以外の場所で使えなさすぎです。
与信がいらない決済手段はVISAデビットが一番使い勝手はよさそうです。少額決済ならサインレスでできますし、誰でも取得できます。
クレジット会社が主体でデビットや電子マネーを主導すると、一気に統一されたと思いますが、クレジット会社が今の美味しい仕組みを捨てる動きをするとは思えません。
結局発行主体の影響力が大きくなるのはある意味仕方ないでしょう。
でもウォルマートのように顧客に不便を強いるやり方はきっと失敗すると思います。
Apple Payをヨイショする記事が多いのは、どこの国でも広告を出してくれる会社を悪くは書けないといことでしょうか・・・。