大人と子供の音声検索の使い方
Googleは大人と子供の音声検索の使い方について調査を実施しました。
10代と大人でかなり使用方法が違っています。(⌒-⌒)
使用頻度
まず使用頻度ですが、1日1回以上使用する割合は10代で55%、大人で41%で10代のほうがよく利用しています。
使用目的
また使用目的ですが、10代は電話するために使用しています。
一方大人は道を聞くために使用しています。
面白いのは、大人だけは口述筆記に使用していることです。
いつ使用するか?
10代も大人も友達やテレビを見ている時が多くいようです。
ただし大人だけは、調理の時の使用割合が高くなっています。
これは手がふさがっているためでしょう。
面白いのは、10代も大人も一定の割りがお風呂で使用している。
お風呂にスマホを持って行っているのでしょうか?
やはり防水は必須のようです。(⌒-⌒)
音声検索を使用する理由
これは大きな差がつきませんでした。
ただ音声検索がカッコいいというのが理解できないのですが・・・。
[ソース:prnewswire]
ディスカッション
コメント一覧
アメリカで一般的に音声検索が格好いいと感じらている理由はいくつか考えられると思います。
・コンテンツとしてのSFが死んでいない
「目的達成のために機械や端末に話しかけることで何かする」というシーンを見る機会が日本よりも多くあると思います。
アメリカだとスタートレックのコミュニケーターが一番有名なのでしょうか。
・命令する側になるということへの肯定的な認識
これは日本人が否定的に考えるのが世界的に特殊で、戦後の悪平等教育の成果だと思います。
その際に機械に対しても人間に対するのと同じように簡単に命令できるのは評価されることだと思います。
他人に命令できる立場にない方が欲求が満たされる度合いが大きいと思いますが、さすがに大人になると機械に命令できたとしても自分の社会的な立場は変わらないという認識が強くなったり、本当にそれが効率的なのかや必要なのかの判断が入ってきたり、そういうことをする自分への他人からの視線が気になってくるのだと思います。
そこを行くと子供は欲望に対して純粋ですから、親にいろいろ命令される自分に子分ができることを純粋に喜ぶところがあるのだと思います。
子供は自分が主体的に接することができる相手であるペットも好きですよね(笑
・音声認識が機能する
技術的にはこれが最初に来るでしょう。
表音文字で単語の区切りが明確な英語は発音の解釈で文章入力が可能ですが、表意文字で同音異義語が多数ある日本語の場合は漢字変換の必要があり、音声入力が効率的な入力方法とはならないので、それがすばらしい技術という認識はできないと思います。
機器に人間並みの文脈解釈能力が備わったとしても、同じ単語を漢字にするかひらがなにするかは場合(気分)によったりしますので、その精度が完璧になるより脳波で入力できるようにする方が早いぐらいではないでしょうか。
アメリカの現代ドラマでは音声認識で文章を書くGeekが登場するのを見たりしますので「音声認識での文章入力ができる」という認識は一般的なのだと思います。
それをするのがGeekだという辺りは、それが普通だということではなかったり、未来的という印象だという調査結果とも符合していますね。
ちなみにヨーロッパも戦闘機のユーロファイタータイフーンにVTASと呼ばれる音声で操作や入力ができるシステムが採用されていて、音声入力にはかなり積極的な印象があります。
スタートレックのコミュニケーターは革新的でした。
日本が誇るガンダムは、アムロの腕時計通信機位でしょうか?
あんまり革新的ではないですね(T-T)
アメリカではテレビ全てにクローズドキャプションが付いているので、字幕表示は一般的です。
かつてはリアルタイムで入力していたようですが、今は音声入力に変わったのでしょうか?
残念ながら日本の音声認識機能はイマイチで、Googleよりもかなりレベルが低いと思います。
日本のテレビは字幕というよりテロップで埋め尽くされています。
あれも一応一種の字幕なのでしょうが、音声入力では難しいですね。
ちなみに音声検索でずか、1人で部屋にいるときには特に恥ずかしくないのですが、人混みでスマホに向かってしゃべるのはまだ恥ずかしいですね。(^^;