ソフトバンクの定額音声サービスは安いのか? その1
ソフトバンクが定額音声サービスを発表しました。
まずどういうプランなのかを見てみたいと思います。
Sパック | Mパック | Lパック | |
国内音声通話 | 3分以内/月50回 | 5分以内/月1000回 | |
パケット通信 | 2GBまで | 7GBまで | 15GBで |
月額利用料 | ¥5,980 | ¥6,980 | ¥9,980 |
S!ベーシック | ¥300 | ¥300 | ¥300 |
パケット超過時 | 250円/100MB | 125円/100MB | 100円/100MB |
基本料 | ¥934 | ¥934 | ¥9340 |
なお、音声通話超過した場合は、30円/30秒
パケット超過時に128kbpsで利用する場合は、300円/月必要です。
この場合は、パケット超過料金は不要です。
また2年縛りをしたくない場合は、基本料金が1,960円/月になります。
何やら色々と課金されますね・・・。(; ̄Д ̄)
定額といいつつ、定額でないところが凄いです。(; ̄Д ̄)
これがお得かどうかを考えてみたいと思います。
今回はSパックです。
まずSパックを見ると、誰をターゲットにしているかよくわかりません。(; ̄Д ̄)
ウィルコムの『だれとでも定額』を導入するときに、10分という通話時間が最もよいという調査結果がでたそうです。
短すぎるとだれも契約しない。長すぎると会社が赤字になる。
10分だと、ちょっとした電話ならば十分だし、長電話のお客さんはさらに通話料金を払う。
2GBのデータ通信は、メール中心だと多すぎる。かといって、ネット中心だと少なすぎる。
また通話も月50回と少ないうえに、1回3分・・・・。
それはともかく計算してみました。
まずは、パケットの固定費を計算したいと思います。
ソフトバンクの2段階パケットは、2,000円なのでこれを固定費と考えます。
また、フラットが5,700円なので、(5700-2000)/7≒530円/GB
これが、Mパックのときのデータ通信料金の基礎になります。
Sパックは、250円/MBとMパックの2倍の料金なので、月額料金中のデータ通信も2倍と考えます。
以上から、月額基本料金の内訳は、
Sパック | 内訳 | |
音声通話料金 | ¥5,980 | ¥1,860 |
データ通信料 | ¥4,120 |
ソフトバンクの場合、通常20円/30秒、Sパックでは30円/秒。
1回の通話時間を30秒、1分、2分、3分と変化させて通話料金を計算しました。
結果、通話時間が30秒/回の場合は、Sパックのほうが高いです。
一方、1分/回の場合は、50回あたりに分岐点があります。
というわけで、1分/回を超える場合はSパックのほうがお得にみえます。
が、実際は家族内通話など無料通話などもあるので、一概にはSパックがお得とはいえません。
また、そもそもSパックのプランは、待ちうけOnlyのようなプランなのでどう考えてもお得ではないでしょう。
Sパックを選択するならば、パケット2段階+Wホワイトあたりで十分でしょう。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません