Androidスマホ 64bit化加速
もうすぐリリースされるAndroid Lでは64bitプロセッサをサポートしています。
そのため2015年Q2にはAndroid端末の主流は64bitCPUになっていると予想されます。
Qualcommも64bit対応の610/614/410の計画を既に発表しています。
一方MediaTekは中国端末メーカー向けに64bitCPUを開発しています。
サムスンは2014年度中に自社向けのスマートフォンに64bitCPUを投入する予定です。
中国のチップベンダーはこれから遅れること2015年上期に64bitCPUを投入する予定です。
スマートフォンでは、64bitCPUの恩恵はあまりないように思えるのですが・・・。
それほど大規模なメモリ空間を必要としないし、大容量のディスクも使用しない。
それでも64bitに移行しようとしているのは、そのほかの理由によるところが大きいのでしょう。
[ソース:digitimes]
ディスカッション
コメント一覧
スマートフォンだと物理メモリアドレスの限界がもうすぐ問題になるところですね。
作り手や売り手の都合は置いておくと、ユーザーに見えるところでは、現状バックグラウンドタスクが制限されているのが緩和されていくことで新しい使い方ができるようになるのではないでしょうか。
前にも書いたと思うのですが、カーナビとドライブレコーダーの機能を同時に実行したりするのにはハードウェア性能がまだ足りない感じです。
ウェアラブルデバイスとの連携で計算処理をスマホが担当するのにも、メモリが多ければできることが増えていくことでしょう。
何がどの程度必要とされるかはまだよくわかりませんが、32bitプロセッサのままでは試しに作ってみるのも難しいと思います。
こんにちは。icさん。
まずはハードが64bit化しないとソフトはついていけませんからね。
Galaxy Note4はハードは64bitでソフトは32bit動作のようです。
そういえば昔もPCが64bitに移行するときに、色々ありました・・・。
pcの場合はワークステーションなどが先に大容量のメモリ要求で64bit化しましたが、ベンチマーク結果が悪化して相当不評でした。
ソフトの熟成には数年かかりますが、スマホだとそこまでシビアにベンマークの結果が影響しないから楽かもしれません。(⌒-⌒)