中国 SMIC 7nmプロセスでチップを製造

2022年7月23日

調査会社のTechinsightsが、中国のファプレスメーカーであるSMICが7nmプロセスを使用して、ビックコインのマイニング向けのチップの製造を行っていると主張しています。
現在SMICは、アメリカ政府の制裁のため先端プロセス向けのEUV製造装置を購入できない状態です。
SMICは2021年7月に量産を開始したようで、TSMCの7nmプロセスのコピー版のようです。
ただしSRAMのような高度なプロセス製造を確立されていないようで、全てロジックプロセスで製造されているようです。
ただし歩留まりはかなり低いようです。

なおSMICの7nmプロセスは、最先端のリソグラフィー装置のEUVではなく、1つの前のDUV装置を使用していると思われます。
この場合、ルールと製造プロセスが複雑となり、高コスト化と低歩留まりとなります。
最先端プロセス技術を持っているTSMCとサムスンも、以前はDUVを使用していましたが、これらの理由のためEUVを使用しています。